患者 13歳女児
初診 1995年2月28日
雑誌目次
臨床皮膚科53巻7号
1999年06月発行
雑誌目次
カラーアトラス
原著
爪甲色素線条を呈した爪下Bowen病—2例の報告と文献的検討
著者: 木村俊次
ページ範囲:P.489 - P.493
52歳家婦,右中指爪甲橈側に爪甲の軽度陥凹を伴う幅2mmの黒色調色素線条が爪母と爪床に,また54歳家婦,左環指爪甲の縦裂を伴う幅1mmの黒色調色素線条が爪母にあり,共にBowen病によるものであった.メラニン色素の増加は爪甲に著明で,爪母にはケラチノサイト内のメラニン増加,色素伝達障害性メラノサイト,真皮上層のメラノファージがみられ,これが色素線条形成に関与していた.自験2例を含む内外9例について検討したところ,多少とも爪甲の変化を伴う例が多く,メラノサイト系の色素線条との鑑別点になりうると考えられた.
今月の症例
リンパ節と肺の非定型抗酸菌症に伴ったneutrophilic dermatosisの1例
著者: 滝脇弘嗣 , 大島隆志 , 新川邦浩 , 朝田完二
ページ範囲:P.495 - P.497
リンパ節と肺の非定型抗酸菌症に伴ったneutrophilic dermatosisの67歳女性例を報告する.発熱と四肢を中心とした結節性紅斑様皮疹,Sweet病様皮疹,膿疱,潰瘍と腋窩・頸部リンパ節腫脹があり,ヨードカリと抗生剤で改善しなかった.ステロイド全身投与で皮疹は急速に消退したが発熱は持続し,血液異常所見も改善しなかった.リンパ節生検で多数の抗酸菌を認め,培養で非定型抗酸菌と判明,Mycobacterium intracel—lulareと同定された.最近アジア圏から同様症例の報告が相次いでおり,リンパ節腫脹を伴うSweet病あるいはneutrophilic dermatosisの基礎疾患として非定型抗酸菌症も念頭におくべきである.
症例報告
Reiter症候群の1例
著者: 山田亜希子 , 飯田憲治 , 堀祐治 , 杉山貞夫
ページ範囲:P.500 - P.502
36歳,男性.初診の約1週間前より感冒様症状を契機に皮疹,関節症状が出現.顔面に紅褐色角化性丘疹,掌蹠にはkeratosis blenor—rhagica様,亀頭部にはbalanitis circinata様皮疹を認める.無菌性関節炎,結膜炎の所見あり,HLA-B27陽性.病理組織学的にKogojの海綿状膿疱を認めた.非ステロイド系抗炎症剤内服にて症状は軽快せず,入院22日目よりmethotrex—ateの少量間歇投与を開始したところ皮疹,関節症状および全身症状に著明な改善を認めた.
塩酸フェニレフリン含有点眼剤による接触皮膚炎の10例
著者: 鈴木理絵 , 松永佳世子 , 鈴木加余子 , 鶴田京子 , 鷲見康子 , 秋田浩孝 , 上田宏
ページ範囲:P.504 - P.506
1992年1月から1997年12月の間に当科で経験した塩酸フェニレフリン含有点眼剤によるアレルギー性接触皮膚炎の10例につき報告した.平均年齢は61.9歳と高く,7例に白内障の合併がみられた.10例全例がパッチテストにてネオシネジン®点眼液に陽性であったがミドリン®Pに陽性を示したのは2例のみであった.これは,塩酸フェニレフリン含有濃度が前者は5%,後者は0.5%と10倍の差があり,後者はパッチテスト至適濃度よりも低濃度であったため反応が惹起されなかったものと考えた.しかし,パッチテスト陰性であっても使用テスト陽性の例がみられるため,今後より鋭敏な検査方法を検討する必要がある.
吉草酸ベタメタゾンによる接触皮膚炎の1例
著者: 近藤雅子 , 西嶋攝子 , 三家薫
ページ範囲:P.507 - P.509
28歳,女性.鼻唇溝部の小水疱に硫酸ゲンタマイシン含有吉草酸ベタメタゾン軟膏を外用し皮疹の増悪を認めた.貼布試験で吉草酸ベタメタゾンの原末および希釈系列では陽性,硫酸ゲンタマイシンと基剤はすべて陰性を示した.また20種類のステロイド剤の貼布試験を行い,使用歴のない他のベタメタゾン系とデキサメタゾン系の軟膏が陽性を示し,交叉感作を認めた.さらにリン酸ベタメタゾンナトリウムによる皮内テストでは即時型アレルギー反応を認め,後のベタメタゾン・d-マレイン酸クロルフェニラミンの内服テストでは,皮内テスト部位にflare-upを認めた.抗原性に関しては,貼布試験が陽性であったベタメタゾン系とデキサメタゾン系の共通構造であるC16位のメチル基,C20位のケトン基,C21位のアルコール基の空間の関与が推測された.
草刈り機のブレード破片によるimplantation dermatosisの1例
著者: 滝脇弘嗣 , 秋田浩二
ページ範囲:P.511 - P.513
要約 草刈り機のブレード破片によるimplantation dermatosisの55歳女性例を報告する.3か月前から増大した頸部のそら豆大ドーム状紅色結節を訴え,生検時に金属小片を摘出した.結節は生検後速やかに縮小したが,紅斑と瘙痒が持続した.組織学的には,異物巨細胞を伴わぬ肉芽腫性変化と表皮海綿状態がみられた.摘出した金属片は成分分析で草刈り機の刃先の破片であると判明し,その成分であるコバルトの貼布試験が陽性であった.
潜在性光線過敏症を伴った亜急性皮膚エリテマトーデスの1例
著者: 山田亜希子 , 篠田京香 , 斉藤和哉 , 近藤靖児 , 嵯峨賢次 , 横山秀雄 , 神保孝一
ページ範囲:P.514 - P.516
32歳,女性.初診の約半年前より右上腕に落屑を伴った浮腫性紅斑性局面が出現し,その後左上腕,両大腿にも皮疹が出現した.病理組織像では表皮萎縮と基底層の液状変性,真皮および付属器周囲性の密なリンパ球浸潤を認めた.Lupus band testは陰性であった.抗核抗体陰性,抗SS-A・SS-B抗体陰性.初診時は皮膚症状のみであったが,経過中全身倦怠感,発熱,関節痛等の全身症状が出現した.またUVB大量照射にてLEの皮疹の誘発をみた.慢性円板状エリテマトーデスおよび全身性エリテマトーデスの皮疹との異同につき考察した.
アスピリン不耐症の2例
著者: 高河慎介 , 丸山隆児 , 横関博雄 , 西岡清
ページ範囲:P.517 - P.520
アスピリン不耐症は酸性非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)によりI型アレルギーに類似する症状を呈するが,1)内服誘発試験以外のI型アレルギー確認試験は陰性である,2)内服誘発には比較的大量の薬剤投与を必要とする,3)複数の酸性NSAIDに対し薬剤の構造式に依存せず惹起されることが多い,4)感作期間を必要とせず当該薬剤の初回投与でも誘発されうる,5)抗原特異的IgEは検出されない,などの特徴をもち非アレルギー性の疾患とされている.症例1,60歳男性.鼻茸,副鼻腔炎の既往あり,慢性蕁麻疹の加療中,ジキニンR(アセトアミノフェン含有)内服にて症状の増悪を認めた.ロキソプロフェンにて呼吸困難と浮腫性紅斑が出現.症例2,22歳女性.アスピリン,イブプロフェン,ジクロフェナク座薬にて全身に膨疹と軽度の呼吸困難が出現,コリン性蕁麻疹を合併.2例ともアスピリン内服試験にて症状の再現を認めた.
皮膚筋炎様の皮膚・筋症状を呈したサルコイドーシスの1例
著者: 岳尾基一 , 有川佳代 , 高田実 , 竹原和彦
ページ範囲:P.522 - P.524
62歳,女性.初診の1年3か月前より顔,前胸部,手指背に紅斑,肘頭,膝蓋に角化性紅斑が出現し,筋原性酵素の上昇を指摘された.皮膚筋炎として無治療のまま経過観察されていたが,約1年後より脱力感,間歇性の発熱が出現.初診時両上腕,大腿に軽度の把握痛があり,CK813IU/l,アルドラーゼ21.9IU/lと上昇.胸部X線像,CTでは間質性肺炎が認められた.以上の皮膚,肺症状および検査成績より臨床的には皮膚筋炎が強く疑われたが,手指の紅斑と骨格筋の生検で類上皮細胞肉芽腫が認められ,筋症型サルコイドーシスの診断に至った.ステロイド内服により諸症状はすみやかに改善した.皮膚筋炎様症状の精査中に,組織検査でサルコイドーシスの存在が判明し,病型としては稀な筋症型サルコイドーシスと考えた.
両側肘窩の採血部位に生じた皮膚サルコイドの1例
著者: 小林昌和 , 永尾圭介 , 松本博子 , 杉浦丹
ページ範囲:P.526 - P.528
肘窩の採血部位に生じた紅色結節の組織より,サルコイドーシスと診断した58歳女性例を報告した.6年前より採血,点滴部位に一致して紅色結節が出現しては自然消退していた.組織は非乾酪性類上皮細胞肉芽腫であった.皮膚生検にてサルコイドーシスを疑い経気管支的肺生検(TBLB)を施行した.TBLBで肺組織でも非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認め,サルコイドーシスと診断した.採血部位に一致して皮膚サルコイドが出現することは稀で興味深い症例と思われ報告した.
Necrobiosis lipoidicaの2例—糖尿病と外傷の関連について
著者: 安部正敏 , 大西一徳 , 石川治 , 宮地良樹 , 五十嵐俊彌 , 斉藤強平
ページ範囲:P.529 - P.532
48歳の男性と48歳の女性の下腿に発症したnecrobiosis lipoidicaの2例を報告した.過去に糖尿病を示唆する異常を指摘されたことはなかったが,診断後の検索により男性例が糖尿病型,女性例が非糖尿病型であった.本邦における本症と糖尿病との関連について文献的に検討すると,糖尿病合併例は明らかに男性に多かった.一方,皮疹発生部位では,男女とも下腿発生例が大多数で約9割を占めた.本症は外傷が発症要因とされている.しかし,自験例では外傷の既往はなく,過去の報告でも明らかな外傷の既往をもつ例は少なかった.そこで,糖尿病の有無と皮疹部の外傷の有無について検討すると,糖尿病型では外傷の既往はないものが多いのに対し,非糖尿病型では外傷の既往をもつ例が明らかに多かった.よって,necrobiosis lipoidicaと診断した際には,特に男性例や外傷の既往がない例について,積極的に糖尿病合併の有無を検索する必要があると思われた.
II型リポ蛋白血症に出現した多発性結節型黄色腫の1例
著者: 近藤雅子 , 西嶋攝子 , 梶浦孝之
ページ範囲:P.534 - P.536
55歳,男性.約20年前より自覚症状のない皮下結節が両膝蓋部に始まり両手足背や両肘頭部に多発し両アキレス腱肥厚も認めていた.約6年前より両眼瞼黄色腫も出現した.両親に高脂血症があり,血清脂質検査で総コレステロール,トリグリセライド,low density lipoprotein, verylow density lipoprotein,アポリポ蛋白B・Eが高値であった.心臓カテーテルで冠動脈狭窄を認めた.左手背結節の病理組織像で真皮中層に多数の泡沫細胞と膨化した膠原線維を認めた.これらの所見から本症例をIIb型家族性高脂血症に伴う結節型黄色腫と診断した.プロバスタチン,プロブコールの併用と食事療法,冠動脈バイパス術を施行した.経過は良好で,血清コレステロール,トリグリセライドは正常化したが,結節の消退傾向は認めていない.
アトピー性皮膚炎患者に併発した特異なメチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
著者: 谷垣武彦
ページ範囲:P.537 - P.539
22歳,女性.乳幼児期よりアトピー性皮膚炎があった.1997年11月下旬より瘙痒感が増強し掻破していたところ,顔面に膿痂疹様皮膚炎を併発.近医でバナン®(2錠/日)内服,ゲンタシン®・アズノール®軟膏を塗布していた.12月初旬,突然顔面全体の発赤・腫脹と頭部に小水疱が多発してきたため当院皮膚科に入院した.入院時の検査にてメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症と診断,ホスミシン®,セファメジン®とミノマイシン®の投与が卓効した.退院後1か月間,鼻,耳孔部の細菌検索でなおMRSAが検出された.第3世代系抗生剤,アトピー性皮膚炎とMRSA感染症の合併,この患者の顔面に生じた熱傷様症状の病態について考察した.
Mycobacterium aviumによる皮膚非定型抗酸菌症の姉妹例
著者: 久保等 , 飯塚一
ページ範囲:P.541 - P.544
症例1:10歳,姉,左下腹郡,左臀部,左大腿前後面に直径3cmまでの浸出性の痂皮を付けた赤褐色の浸潤を触れる瘢痕が合計9個散在.症例2:4歳,妹,症例1の1か月後から発症し,右胸部,左下腹部に1個ずつ,腰に3個,直径2cmまでの浸出性の痂皮をつけた赤褐色の瘢痕ならびに皮下硬結が散在.皮疹はいずれも圧痛を伴う.病理組織所見は真皮中層に壊死組織があり,その周りは慢性肉芽腫性炎症像を呈した.小川培地を用いた培養で抗酸菌が検出され,PCR法によるMAC DNAでMycobacterium aviumと同定した.クラリスロマイシンとサイクロセリンの併用で治癒した.最近本邦では免疫不全がない小児の主に被覆部位に本菌による皮膚病変が多発した報告が家族例を含めて散見され,今後の発症に留意が必要と思われる.また発症に24時間風呂が関与した可能性も疑われた.
ヒト乳頭腫ウイルス16型DNAが検出されたbowenoid papulosisの1例
著者: 安藤浩一 , 安立あゆみ
ページ範囲:P.545 - P.547
34歳,男性.初診の6か月前より陰茎の皮疹に気づいた.近医にて細菌あるいは単純ヘルペスの感染によるものを疑われ抗生物質,アシクロビルの投与を受けたが効果なく来院した.冠状溝を中心に17×10mmの褐色局面と周囲に同色の小丘疹を数個認めた.生検にてBowen病様組織像を認めた.抗ヒト乳頭腫ウイルス抗体による酵素抗体法は陰性であったが,PCR逆相ハイブリッド法によりHPV−16型DNAを検出した.電気焼灼術にて治療を行った.
Dermal duct tumorの1例
著者: 木佐裕美 , 大西誉光 , 渡辺晋一
ページ範囲:P.549 - P.551
19歳,女性.膝蓋上部に7×6mm大のドーム状小結節が存在.病理組織では真皮内にporoma cellで構成された腫瘍細胞が島嶼状に認められ,胞巣内に管腔構造を有していた.自験例に対し各種の免疫組織化学染色を行い,特にそのケラチン発現パターンを検討したところ,腫瘍の大部分は主に真皮内汗管の外側細胞へ,一部はらせん部付近へ分化し,管腔構造の部分は汗管の管腔細胞,もしくは分泌部腺細胞へ分化していると考えられた.
Cutaneous ciliated cystの1例
著者: 松尾葉子 , 木花光 , 中村宣子
ページ範囲:P.552 - P.554
17歳女性の左下腿伸側に生じたcutaneousciliated cystの1例を報告する.直径15mmの弾性軟の皮下腫瘤で自覚症状はなかった.組織学的には皮下の多房性嚢腫であり,嚢腫壁は数層までの円柱上皮から構成され,壁細胞は線毛細胞と線毛を有さない細胞の2種類認められる.免疫組織化学的に検討したところ,プロゲステロン受容体が陽性であり,本嚢腫の起源に関してMüller管迷入説を支持したい.
Osler病の1例
著者: 長澤由香里 , 大塚勤 , 山蔭明生 , 山崎雙次
ページ範囲:P.556 - P.558
64歳,男性.55歳頃,口唇,指尖に紅色丘疹出現.58歳頃より鼻出血および指尖の皮疹からの出血を繰り返していた.祖父,父,従兄弟,兄,娘に鼻出血の傾向が認められた.検査所見で出血時間延長,血小板凝集能および血小板粘着能の低下を認めた.従来,Osler病の出血傾向の原因は先天性の血管形成異常によるものとされていたが,近年,血小板機能異常合併例の報告が散見され,血小板機能異常の関与も示唆される.また,Osler病の病因と血小板の関与について文献的考察を加えた.
腋窩に生じた単発性被角血管腫の1例
著者: 小林昌和 , 安西秀美 , 松本博子 , 杉浦丹
ページ範囲:P.560 - P.562
14歳女性の左腋窩に生じた単発性被角血管腫の1例を報告した.4歳時に出現し初診時には12×6mm,軽度有茎性,淡紅色調の結節であった.組織学的に真皮乳頭層から中層にかけて大小様々の拡張した管腔を認めた.限局性リンパ管腫との鑑別を要したが,免疫組織学的に第VIII因子関連抗原,UAE-I lectinが管腔を形成する内皮細胞に陽性であり,単発性被角血管腫と診断した.
Cutaneous eruption of lymphocyte recoveryの1例
著者: 渡邉昌彦 , 沼上克子 , 田上八朗
ページ範囲:P.564 - P.567
16歳,男性.急性リンパ性白血病に対する寛解導入療法の開始21日目の骨髄回復期に,ほぼ全身に数mm大の紅斑性丘疹が出現した.左上腕の皮疹からの生検で,真皮上層の単核球浸潤,基底層の空胞変性,表皮内への単核球浸潤が認められた.その後,特別な治療なしで皮疹は約1週間で色素沈着を残して消退した.皮疹出現の6日前から3日間,約39℃の発熱を認め,皮疹の出現は,末梢血液中のリンパ球の回復する時期と一致していたことから,cutaneous eruption of lymphocyte recoveryと診断した.
連載
Clinical Exercises・75—出題と解答
著者: 原田敬之
ページ範囲:P.544 - P.544
149
Transepithelial eliminationがみられることがある疾患はどれか.
①石灰化上皮腫
Practical English for Busy Physicians・66
著者:
ページ範囲:P.568 - P.568
Abstract,新しい保険システム,electronic bookについて
医学雑誌に論文を発表する際に,もちろん皆さんもabstractを初めに書かれると思いますが,最近これに関して大変興味深い記事が出ました.JAMA, March 24/31, 1999, vol. 281,#12, Pitkin et alで,大手6医学誌の中の論文44件のabstractと本文内容の比較をしてみたところ,16〜68%のものが何らかの形で矛盾したり省略されていると報告されています.Abstractの“ab”はラテン語では“away from”とか“out of”という意味ですから,“abstract”が“distract”になってはまずいわけです.ちなみに“dys”または“dis”はラテン語では“abnomal”ですよ.そして,どうか十分に気を付けてabstractを書き上げて,後から編集者から本文との違いについて問い質されることがないようにして下さい.
医学雑誌と言えば,The New England Journal of Medicineで最近,アメリカの保険制度に関する新しいシリーズが掲載されました.これは1月号と2月号にわたっており,近々日本でも保険制度の改正が行われるかもしれないと聞いている私としましては,ぜひとも皆さんにこれを読んで頂いて,私たちと同じ過ちを犯さないで頂きたいと思います.その記事の中で,Thomas Bodenheimer, MDによりますと,1996年度全米には73万8千人の医師がおり,その内60万人が実際に患者を診ております.そしてその内の70%が専門医と報告されています.また,医者と患者数の比率を見てみますと,1970年には患者10万人に対し医師115人であったのに対して,西暦2000年(来年ですよ!)には患者10万人に対して医師203人になるという報告がなされています.したがって皮膚科を含む専門医同士での患者の取り合いとなるわけですから,そうなる前に患者が直接専門医の所へ行けるような体制を整えられるようにされたら良いと思います.
治療
維持血液透析患者の皮膚T細胞リンパ腫に対するインターフェロンγ療法
著者: 寺嶋里実 , 神田憲子 , 片山泉 , 川島眞 , 久保和雄
ページ範囲:P.569 - P.572
68歳男性,維持血液透析患者.四肢,躯幹にびまん性紅斑と大豆大までの紅色小結節が多発.表在リンパ節は触知せず.病理組織化学的に,真皮全層の血管および付属器周囲に異型リンパ球の浸潤を認めた.これらはCD4, CD5, HLA-DR陽性,CD8, CD16, CD25, CD56陰性,血中HTLV−1抗体陰性であり,皮膚T細胞リンパ腫と診断した.リンパ節,他臓器に浸潤を認めず.インターフェロンγ療法の導入にあたり,透析日および非透析日について,200万単位点滴静注後の血中濃度の推移を調べ,その薬物動態を検討した.インターフェロンγは透析性がほとんどなく,投与24時間後にはほぼ代謝され,24時間の間隔で200万単位を投与する通常の投与法は,透析時間によらず施行できると考えた.しかし,腎機能が正常な対照群と比べ,半減期の延長,最高血中濃度および血中濃度曲線下面積の増加を認め,特に増量する場合は投与間隔,量の調節が必要と思われた.
基本情報
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39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
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37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
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36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
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35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
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34巻6号(1980年6月発行)
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33巻12号(1979年12月発行)
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33巻9号(1979年9月発行)
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32巻12号(1978年12月発行)
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32巻9号(1978年9月発行)
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32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)