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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻9号

1999年08月発行

文献概要

症例報告

基底細胞母斑症候群の1例

著者: 山田佐知子1 木花いづみ1

所属機関: 1平塚市民病院皮膚科

ページ範囲:P.761 - P.763

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 58歳,男性.掌蹠小陥凹,多発性顎嚢胞に加え,多発性基底細胞上皮腫,多発性上皮嚢腫が認められ,基底細胞母斑症候群と診断した.家族歴として,母親は破壊型基底細胞上皮腫のため70歳時死亡,姉は掌蹠小陥凹,多発性顎嚢胞,両眼隔難を認め基底細胞母斑症候群と当科で診断されている.自験例では多発する表皮嚢腫が特徴的で,過去の報告からも本症候群の診断上価値がある所見である可能性が示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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