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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科54巻1号

2000年01月発行

文献概要

原著

タコ咬傷の2例および日本におけるヒョウモンダコ属による咬症の検討

著者: 伊東秀記1 吉葉繁雄2 本田まりこ1 新村眞人1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学皮膚科学教室 2戸板女子短期大学衛生学研究室

ページ範囲:P.9 - P.13

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 海洋レジャー中にサメハダテナガダコと推定されるタコに咬まれ,後に難治性潰瘍を生じた2例の患者を経験した.マリンスポーツの盛んな現代,自験例のような海洋レジャー中の海洋生物による偶発的バイオハザード事故は増加している.このような場合,患者は海で何かに咬刺されたと訴えて皮膚科を受診することが多く,我々皮膚科医にもある程度の海洋咬刺毒生物に対する知識や再発防止のための正しい指導が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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