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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科54巻1号

2000年01月発行

症例報告

1年の経過で消失をみた先天性血管拡張性大理石様皮斑の1例

著者: 川田寿里1 石川明道2 山田裕道3

所属機関: 1順天堂大学医学部皮膚科学教室 2国際親善総合病院小児科 3国際親善総合病院皮膚科

ページ範囲:P.54 - P.56

文献概要

 生下時より1年間にわたり経過観察を行った先天性血管拡張性大理石様皮斑の男児例を報告した.皮斑はほぼ全身にみられたが生後3か月より色調の消退が始まり,6か月で痕跡的にまで減弱し,1年で完全に消失するに至った.合併奇形としては右側脳室の拡大を認めたが脳神経学的検査で異常なく,満1歳の現在まで年齢相応の成長,発育がみられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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