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臨床統計
過去10年間に群馬大学皮膚科を受診したサルコイドーシス患者の臨床的検討
著者: 田村政昭1 石川治1
所属機関: 1群馬大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.781 - P.785
文献購入ページに移動 過去10年間に群馬大学皮膚科を受診したサルコイドーシス患者36例について臨床的検討を行った.患者は女性が多く,特に60歳代が過半数を占めていた.皮疹を主訴に受診した患者は全体の3分の1を占めた.皮疹では皮膚サルコイドの結節型が最も多く,次いで局面型,皮下型,瘢痕浸潤の順であった.皮疹の病型と他臓器病変の関連では2種類以上の皮膚サルコイドあるいは瘢痕浸潤を有する患者に肺野病変が多く,結節型を有する患者に眼病変が多い傾向にあった.
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