文献詳細
文献概要
症例報告
Rudimentary polydactylyの1例
著者: 清水宏和1 新田悠紀子1
所属機関: 1愛知医科大学皮膚科学教室
ページ範囲:P.926 - P.928
文献購入ページに移動 6か月,男児.出生時より左拇指基部橈側に,自覚症状を伴わない米粒大の腫瘤を認めた.病理組織学的所見では,表皮は軽度に肥厚し過角化を認め,表皮突起は不規則に延長していた.真皮上層にMeissner小体,真皮中層から下層には,神経線維束の増生を認めた.皮膚付属器,脂肪組織,骨および軟骨は認めず,rudimentary polydactylyと診断した.
掲載誌情報