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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科54巻12号

2000年11月発行

文献概要

症例報告

プロメタジンによる固定薬疹の1例

著者: 戸倉広一1 杉田泰之1 池澤善郎1

所属機関: 1横浜市立大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.991 - P.993

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 20歳,女性.咽頭痛のためPL顆粒®を内服,翌日より四肢に瘙痒,疼痛を伴う紅斑,水疱を生じた.固定薬疹と診断し,貼布試験を施行した.色素沈着部でPL顆粒®および同剤成分のメチレンジサリチル酸プロメタジンが陽性を示した.他のフェノチアジン誘導体との交差性を貼布試験にて検討した.アリメマジン,クロルプロマジン,レボメプロマジンが陽性を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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