文献詳細
症例報告
文献概要
66歳,女性に生じたスパルフロキサシンによる光線過敏型薬疹の1例を報告した.内服照射試験において用量依存性にUVAに陽性を示し,光毒性反応を主と考えたが,発症時の感作期間の存在および掻破光貼布試験において本剤とロメフロキサシンのみに陽性を示したことは交叉反応と考えられ,光アレルギー性反応を思わせた.この2剤の交叉性は過去にも報告があり,ピペラジニル基内のメチル基の位置が交叉性に関与していると考えられた.
掲載誌情報
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