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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科54巻5号

2000年04月発行

特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2000

4 皮膚疾患治療のポイント

ケミカルピーリング

著者: 鈴木晴恵1

所属機関: 1鈴木形成外科

ページ範囲:P.160 - P.164

文献概要

 ケミカルピーリングは色素沈着や色素脱失,瘢痕形成などの副作用の危険から日本においてはあまり省みられなかった.レチノイン酸のrejuvenation効果が発見されたことによりprimingやmaintenance therapyが有効に行われるようになり,浅いケミカルピーリングでも効果が表れ,その効果を持続させることが可能になった.最近の盛んなマスコミでの報道とあいまって,わが国ではケミカルピーリングが人々の関心を呼んでいる.ケミカルピーリングの適応は広範でありピーリング剤も手技も種々ある.手技に習熟し,患者のホームケアの指導を徹底すれば便利で有効な治療手段の一つとなり得る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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