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原著
環状肉芽腫の病理組織学的分類
著者: 村澤章子1 木村鉄宣1
所属機関: 1北海道勤医協中央病院皮膚科
ページ範囲:P.591 - P.594
文献購入ページに移動 われわれは環状肉芽腫の病理組織像をpalisaded type,epithelioid type,interstitial typeの3型に分類した.当科保存の環状肉芽腫50症例,56検体を型分類した結果,palisaded typeが35例(63%),epithelioid typeが9例(16%),interstitial typeが12例(21%)であった.環状肉芽腫の病理組織診断を行う際には,pal—isading granulomaの像を示さない環状肉芽腫が存在することを念頭におく必要がある.また,66歳女性の下肢に発症したinterstitial typeの環状肉芽腫を紹介した.
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