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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科55巻14号

2001年12月発行

特集 皮膚真菌症の新しい治療戦略

Overview

皮膚真菌症の治療方針

著者: 仲弥1 西川武二2

所属機関: 1仲皮膚科クリニック 2慶應義塾大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.17 - P.22

文献概要

はじめに
 皮膚科外来で真菌症患者の占める割合は多く,10〜18%に及んでいる.また最近,AIDSの増加に伴い日和見感染としての真菌症も増加している.このような時代の要請に応えて,新しい外用および経口抗真菌剤が次々と発売され,真菌症の治癒率も上がってきた.しかし,真菌症では似た症状を呈する他の皮膚疾患も多く,こうした優れた薬剤も,真菌検査を用いた正しい診断の下に,個々の症例に応じた適切な使い方をされなければ,宝の持ち腐れとなってしまう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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