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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科55巻14号

2001年12月発行

特集 皮膚真菌症の新しい治療戦略

臨床研究

イトラコナゾールおよびテルビナフィンによる爪真菌症の治療

著者: 須貝哲郎1

所属機関: 1池田回生病院皮膚科

ページ範囲:P.46 - P.51

文献概要

はじめに
 爪甲白癬の治療はグリセオフルビン内服により初めて完治例をみたが,手指で1年,足趾で1年半という長期間を要したため,途中で諦める患者が大部分であった.イトラコナゾールおよびテルビナフィン内服療法はグリセオフルビンよりはるかに有効で,投与量も少なく,短期間で完治するので,患者の治そうという意欲が強く,多数の完治例をみている.
 イトラコナゾールおよびテルビナフィン内服による爪白癬の治療の実態に関して報告し,さらに両薬剤を相互に切り替えて治療を行った症例について,その効果と特徴を検討した結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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