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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科55巻14号

2001年12月発行

特集 皮膚真菌症の新しい治療戦略

症例報告

多発性分芽菌性間擦疹より糖尿病を見いだせた1例

著者: 齋藤卓也1

所属機関: 1第二岡本総合病院皮膚科

ページ範囲:P.107 - P.109

文献概要

はじめに
 分芽菌性間擦疹は,C.albicansを原因菌とすることが多いが,その感染力・侵襲力は弱く,感染・発症には宿主側の抵抗減弱状態が不可欠とされている.①基礎疾患の存在,②ステロイド剤,免疫抑制剤の使用,③高温度高湿度,④肥満,の4点がある.自験例では糖尿病が見いだされた.臨床経過をカラー写真で示し考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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