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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科55巻2号

2001年02月発行

治療

ロキシスロマイシンが有効と思われた融合性細網状乳頭腫症の1例

著者: 小松威彦1 石丸咲恵1 山本卓1 北村啓次郎1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター皮膚科

ページ範囲:P.179 - P.182

文献概要

 偶然にロキシスロマイシン(RXM)を投与し,有効と思われた融合性細網状乳頭腫症を経験した.症例は15歳,女性.3年間持続した皮疹のため当科を受診したが,生検後,皮疹が軽快していることに気がついた.試みに生検時に投与したRXM(ルリッド®)を再開したところ,速やかに,完全に消失した.その後2回の再発時も同様であり,RXMが奏効した可能性が考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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