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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科55巻4号

2001年04月発行

症例報告

頬部に生じたmorphea-like basal cell carcinomaの1例—Lentigo malignaとの鑑別を要し,再切除を施行した症例

著者: 高橋靖幸1 塚本克彦1 島田眞路1

所属機関: 1山梨医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.342 - P.344

文献概要

 70歳,女性.初診の3年前に左頬部にバラのとげを刺し,褐色の色素沈着が出現した.初診時,同部に6×3cm大の萎縮性黒褐色局面を認め,lentigo maligna等との鑑別を要した.病理組織検査にて,morphea-like basal cell car—cinomaと診断した.今回肉眼的断端より7mm離して切除するも取り残しを認めたため,再度7mm離して切除した.その後2年再発はない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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