文献詳細
症例報告
文献概要
34歳,女性のいわゆるシリカ肉芽腫と思われる症例を経験した.臨床的には顔面左眼下方の瘢痕であった.病理組織学的に,真皮に類上皮細胞肉芽腫があり,巨細胞内にはガラス様異物を認めた.ガラス様異物は偏光顕微鏡下で重屈折性を示した.サルコイドーシスを示す所見が認められなかったため,本症と診断した.外傷から発症までに33年間と長い期間を要した点が興味深い症例と思われた.
掲載誌情報
症例報告
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら