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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科55巻7号

2001年06月発行

文献概要

症例報告

組織学的にPaget細胞を認めた副乳の1例

著者: 三枝正明1 宮崎達也1 山蔭明生1 山崎雙次1 久保川透2

所属機関: 1獨協医科大学皮膚科学教室 2久保川皮膚科

ページ範囲:P.524 - P.526

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 22歳,女性.両側前腋窩部に副乳あり.近医にて美容的理由から切除したところ,右側副乳に病理組織学的にPaget細胞を認めた.Paget病の好発部位である両側乳頭・両側腋窩・外陰部・肛囲を生検したが,Paget細胞はみられなかった.また,内臓悪性腫瘍の精査を施行したが,異常は見いだせなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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