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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科56巻1号

2002年01月発行

文献概要

治療

慢性骨髄炎に合併した難治性下腿潰瘍に人工真皮を用いた1例

著者: 島内隆寿1 木本由紀1 力久航1 安田浩1 旭正一1

所属機関: 1産業医科大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.87 - P.89

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 56歳,男性,6歳頃より右脛骨慢性骨髄炎のため植皮術など10回以上の手術を他医で施行されてきた.1998年頃より右下腿脛骨部前面が潰瘍化し,脛骨皮質の露出を伴うようになった.今回,骨皮質に骨髄まで達する開孔部をドリルで数か所作製し,人工真皮を貼付した後,肉芽の形成を待って2期的に分層植皮で被覆した.潰瘍の大部分は被覆できたが,一部に潰瘍と骨皮質の露出が残存している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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