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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科56巻10号

2002年09月発行

症例報告

20%グリコール酸ピーリングの尋常性痤瘡に対する治療効果について

著者: 梶田尚美1 田中伸1 玉田康彦1 松本義也1

所属機関: 1愛知医科大学医学部皮膚科講座

ページ範囲:P.883 - P.885

文献概要

 顔面の尋常性痤瘡に対し精製水をコントロールとし,20%のグリコール酸を用い3分間のケミカルピーリング(CP)を2週間毎に計5回施行した.CP施行前とCP施行後2週間毎に皮疹別(面皰,紅色丘疹・膿疱)の数を数えその経過を追い,著明な皮疹の改善がみられた.また施行中ないし施行後の炎症反応や色素沈着の副作用はみられず,20%という低濃度のGAでも尋常性痤瘡に対しては十分に有用であると考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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