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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科56巻13号

2002年12月発行

文献概要

症例報告

多発性cutaneous focal mucinosisの1例

著者: 加藤優子1 木村鉄宣2 飯豊深雪3

所属機関: 1勤医協札幌病院皮膚科 2札幌皮膚病理研究所 3勤医協中央病院皮膚科

ページ範囲:P.1150 - P.1152

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 13歳,女性.初診の1年前より自覚症状のない正常皮膚色丘疹が四肢を中心に散在性に出現.血液検査上は異常所見なく,病理組織学的所見で真皮全層にムチン(ヒアルロン酸)の沈着と線維芽細胞の増加を認め,多発性cutaneous focal mucinosisと診断した.ステロイドの局所注射で次第に平坦化した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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