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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科56巻13号

2002年12月発行

文献概要

症例報告

有茎性,多房性に増殖したSpitz母斑の1例

著者: 橋本隆1 水谷建太郎1 玉田康彦1 松本義也1 原一夫2

所属機関: 1愛知医科大学医学部皮膚科学教室 2愛知医科大学医学部病院病理部

ページ範囲:P.1175 - P.1177

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 29歳,男性.左上腕に12×10×8mm大の有茎性多房性紅色結節を認め,所々に黒色調を呈し,結節周囲に赤褐色斑および丘疹がみられた.臨床像より悪性黒色腫,基底細胞癌などを考え,皮膚生検を施行した.病理組織では,大型の母斑細胞が表皮真皮境界部および真皮内の双方に増生する複合型(compound type)のSpitz母斑と診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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