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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科56巻3号

2002年03月発行

文献概要

症例報告

広範囲切除とIL−2療法を試みた悪性血管内皮細胞腫の1例

著者: 和田直子1 佐々木裕子1 石河晃2 角地智加子3

所属機関: 1日本鋼管病院皮膚科 2慶應義塾大学医学部皮膚科学教室 3河北総合病院皮膚科

ページ範囲:P.267 - P.270

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 79歳,女性.頭頂部の2×2.8cm大の結節と,その周囲に幅3cmの紅斑が認められ,組織学的に悪性血管内皮細胞腫であった.広範囲切除術とインターロイキン−2(IL−2)療法(局注,静注)により治療したが,局所再発し,放射線療法を追加したが無効であった.結果的に予後を改善できなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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