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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科57巻1号

2003年01月発行

文献概要

症例報告

メチルプレドニゾロンによる接触性皮膚炎の1例

著者: 永岡譲1 土屋知子1 松尾光一1 滝澤三久1 佐藤佐由里1 轟葉子1 守屋修二1 江藤隆史1

所属機関: 1東京逓信病院皮膚科

ページ範囲:P.31 - P.32

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 29歳,女性.アトピー性皮膚炎に合併したアレルギー性結膜炎に対する外用療法中に両側の眼瞼およびその周囲にそう痒を伴う紅斑や丘疹が出現した.外用薬による接触性皮膚炎を疑い,使用薬剤をすべて中止し,代替薬に変更したところ,皮疹は色素沈着を残して消失した.貼布試験ではメチルプレドニゾロンにより72時間後に陽性反応がみられたため,メチルプレドニゾロンによる接触性皮膚炎と診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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