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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科57巻10号

2003年09月発行

文献概要

症例報告

2期梅毒を呈したHIV感染者の2例

著者: 井上明美1 坪井良治2 小川秀興1

所属機関: 1順天堂大学医学部皮膚科学教室 2東京医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.875 - P.877

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 2期梅毒にHIV感染症を合併した症例を経験し,文献的に考按を加えた.症例1は29歳,男性で同性愛者.皮疹は体幹・四肢の紅斑,小潰瘍.症例2は28歳,男性で同性愛者.皮疹は手掌・足底の紅斑.いずれも当科初診時,梅毒血清反応陽性で,初診時の検査でHIV抗体陽性が判明.皮疹は抗生物質内服にて消失.HIV感染を合併した場合の梅毒の臨床および血液検査学的特徴について,簡単に考察を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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