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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科57巻10号

2003年09月発行

文献概要

症例報告

ケトプロフェンによる光接触皮膚炎の2例

著者: 高橋雅子1 西江渉1 宮澤仁2

所属機関: 1北海道勤医協札幌病院皮膚科 2西さっぽろ皮膚科・アレルギー科

ページ範囲:P.878 - P.881

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 ケトプロフェン(モーラステープ(R))による光接触皮膚炎の2例を報告した.症例1は29歳,女性.モーラステープ(R)を右足関節部に貼付しその後日光曝露をしていたところ,約20日後に貼付部位に一致してそう痒を伴う浮腫性の紅斑と丘疹が出現した.症例2は11歳,男性.モーラステープ(R)を2日間貼付後日光曝露し,翌日貼付部位に一致してそう痒を伴う浮腫性の紅斑と丘疹が出現した.2例とも光パッチテストでケトプロフェン,チアプロフェン酸およびモーラステープ(R)製品に陽性を示し,ケトプロフェンによる光接触皮膚炎と診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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