icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科57巻10号

2003年09月発行

文献概要

症例報告

線状配列を呈したcutaneous pseudolymphomaの1例

著者: 水谷建太郎1 玉田康彦1 松本義也1 水野榮二2

所属機関: 1愛知医科大学皮膚科学教室 2水野皮膚科

ページ範囲:P.911 - P.912

文献購入ページに移動
 24歳,女性.左上眼瞼から外眼角にかけて線状に配列する丘疹を主訴に受診.丘疹部の生検組織像では,表皮に著変なく,真皮浅層~深層にかけて結節状に密な細胞浸潤を認めた.浸潤細胞は,小型のリンパ球を主体に形質細胞,組織球が混在しており多彩な様相を呈していた.小リンパ球の核異型,分裂像は認められず,cutaneous pseudolymphomaと診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?