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掌蹠・腋窩多汗症に対する水道水イオントフォレーシスによる入院短期集中治療の検討
著者: 後藤一美1 丸山友裕1
所属機関: 1済生会新潟第二病院皮膚科
ページ範囲:P.1131 - P.1133
文献購入ページに移動 掌蹠・腋窩多汗症患者10例に対して,入院の上,水道水イオントフォレーシスを行った.治療期間は約2週間,治療時間は各10~20分,1日1~3回連日施行した.効果判定は患者の自己評価に基づいて行った.手掌では,10例中著効6例,有効2例,やや有効2例,足底では,7例中著効1例,有効4例,やや有効2例,腋窩では,3例中著効2例,やや有効1例であった.また,各部位の全対象患者において無効例は認められず,本療法の有用性が示唆された.
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