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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻1号

2004年01月発行

文献概要

症例報告

Actinic reticuloidの1例

著者: 池田秀幸1 大塚勤 山崎雙次

所属機関: 1獨協医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.24 - P.26

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64歳,男性.1999年9月頃顔面,項部,背部,両手背に紅色丘疹が出現.副腎皮質ホルモン剤の内服・外用,外用PUVA療法にて加療していたが2001年3月頃より両手背を中心に皮疹が増悪したため,光線過敏性皮膚炎の臨床診断にて左手背より皮膚生検を施行.臨床および組織学的所見よりactinic reticuloidと診断した.副腎皮膚ホルモン剤の内服・外用,抗ヒスタミン剤内服,遮光を励行し,皮疹はやや軽快した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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