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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻1号

2004年01月発行

文献概要

症例報告

鼠径リンパ節腫脹を主訴としたChurg-Strauss症候群の1例

著者: 山﨑典子1 本田まりこ1 新村眞人1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.27 - P.29

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19歳,男性.1995年3月頃両鼠径リンパ節腫脹に気付いた.1996年7月より両下腿の疼痛,腫脹が出現し,当科を紹介された.末梢血好酸球は12,420/mm3(62.1%).下腿皮膚の真皮中下層に肉芽腫性血管炎を認めた.1996年9月下旬より夜間咳嗽,感冒様症状,呼吸困難が出現した.末梢血好酸球増多,呼吸器症状,下腿のしびれ,肉芽腫性血管炎よりChurg-Strauss症候群と診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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