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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻12号

2004年11月発行

症例報告

手指アミロイドーシス―melanomain situとの鑑別を要した1例

著者: 長阪晶子1 島田眞路1

所属機関: 1山梨大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.1022 - P.1024

文献概要

52歳,男性.初診約4年前より,左示指の摩擦部位に自覚症状のない淡い灰褐色斑が出現し色調が濃くなるとともに徐々に拡大した.臨床的にmelanoma in situなどを疑ったが,病理組織像にて真皮乳頭層に限局してアミロイド集塊が認められ,皮膚限局性アミロイドーシスと診断した.現在までに自験例のような皮疹を認めた症例の報告はなかったため,手指アミロイドーシスとして報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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