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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻13号

2004年12月発行

症例報告

Acquired fibrokeratomaの2例

著者: 黒田正義1 三川信之2 利根川守3 保阪善昭4

所属機関: 1脳神経疾患研究所附属総合南東北病院形成外科 2聖マリア病院形成外科 3東京逓信病院形成外科 4昭和大学形成外科

ページ範囲:P.1194 - P.1196

文献概要

Acquired fibrokeratomaは指趾を好発部位とする後天性の良性腫瘍である.病理組織学的には表皮の著明な肥厚と真皮膠原線維の増生を特徴とする.指趾のほかにも足底,膝蓋,爪囲,手掌などの発生報告があり,外的刺激が関与すると推測される.今回われわれは,成人の手関節屈側に発症した非典型例と,成人の手指に生じ慢性的な外的刺激により増大した典型例の2例を経験したので,若干の文献的考察を交えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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