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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻2号

2004年02月発行

文献概要

症例報告

甘草および白彊蚕による湿疹型薬疹の1例

著者: 石原亜希子1 井川健1 小森一哉1 佐藤貴浩1 横関博雄1 西岡清1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科環境皮膚免疫学教室

ページ範囲:P.132 - P.134

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73歳,男性.背部,四肢伸側に粟粒大漿液性丘疹の撒布とそれらの集簇による類円形局面が散在し,臨床的に貨幣状湿疹が考えられた.内服していた漢方薬「白竜仙」の中止後,症状は著明に改善し,白竜仙によるDLST陽性.甘草および白彊蚕による成分パッチテストで陽性所見が得られたことから,湿疹型薬疹と診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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