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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻2号

2004年02月発行

症例報告

3歳児の眼瞼に生じた顔面播種状粟粒性狼瘡

著者: 大藤聡1 石原政彦1 三原基之1

所属機関: 1鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学

ページ範囲:P.150 - P.152

文献概要

3歳,男児の左下眼瞼縁に生じた顔面播種状粟粒性狼瘡に対し,オフロキサシン眼軟膏が有効であった症例を報告した.丘疹はオフロキサシン眼軟膏外用後約8か月で平坦化した.本邦において本症の治療はテトラサイクリン内服が第一選択となっているが,眼瞼に生じた乳幼児例やテトラサイクリンに無効なものに対してオフロキサシン眼軟膏の外用は試みるべき治療法の一つであることが示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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