icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻4号

2004年04月発行

文献概要

症例報告

Juvenile elastomaの1例

著者: 布井裕子1 照井正1 田上八朗1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座皮膚科学分野

ページ範囲:P.356 - P.358

文献購入ページに移動
5歳,女児.2歳頃,背部と四肢に不整形で淡黄色の浸潤性局面が出現した.病理組織学的に膠原線維間に肥厚した弾性線維の増生が認められた.Buschke-Ollendorff症候群は結合組織母斑に骨斑紋症が合併した症候群であり,本症との異同が問題になった.しかし,骨X線所見にて骨斑紋症と断定できず,juvenile elastomaと診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?