icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科58巻4号

2004年04月発行

連載

Dermoscopy Specialistへの道Q&A(第1回)

著者: 斎田俊明1 宮嵜敦1

所属機関: 1信州大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.297 - P.299

文献概要

Qどんなダーモスコピー所見が認められますか?

診断は何でしょう

臨床情報

 58歳,男性.約半年前,背中に黒色病変が生じているのに家族が気付いた.1か月ほど前に少し出血したので,それ以来,時々絆創膏を貼っている.

 右中背部に大きさ11×9×1.5mmの灰黒色調結節が存在する(図2).境界明瞭だが,多少角張った形状を呈する.表面は乳頭状に一部凹凸を示し,軽度角化性のようだが,絆創膏貼付のためか,やや浸軟したようにみえる.結節表面の左下方部には痂皮が付着している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら