文献詳細
症例報告
文献概要
67歳,女性.皮膚毛包虫症の臨床像としては珍しい眉毛部の脂漏性湿疹類似の鱗屑と,睫毛の脱落と乱生を伴う眼瞼縁の炎症を生じた.鱗屑には無数の虫体がみられ,眼脂中にも数虫体を検出した.イベルメクチン内服が眼瞼縁炎に有効であった.5年以上にわたるステロイドの断続的外用と,脱毛を恐れるあまり眉毛部の洗浄を避けていたことが発症の誘因となっていると思われた.
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