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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科59巻12号

2005年11月発行

症例報告

ステロイド外用が奏効した単発性肥満細胞腫の1例

著者: 永尾香子1 陳科榮1

所属機関: 1荻窪病院皮膚科

ページ範囲:P.1212 - P.1214

文献概要

要約

 2か月,男児.出生時より左大腿の拇指頭大褐色斑上に水疱形成を繰り返した.病理組織学的所見では真皮乳頭層から乳頭下層に稠密な肥満細胞浸潤を認め,Giemsa染色にて異染性を示した.単発性肥満細胞腫と診断し,吉草酸ベタメタゾンの外用を開始したところ,Darier徴候を認めなくなった.肥満細胞腫につき,最近の文献を含め検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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