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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科59巻5号

2005年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス2005 Clinical Dermatology 2005 4. 皮膚疾患治療のポイント

しみのビタミンCイオントフォレーシス

著者: 船坂陽子1

所属機関: 1神戸大学大学院医学系研究科応用分子医学講座皮膚科学分野

ページ範囲:P.130 - P.135

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要約

 ビタミンCのイオントフォレーシスのしみ,小じわに対する効果を顔面の半分のみに施行し,無治療および単純塗布による場合と比較検討した.イオントフォレーシスのほうが単純塗布よりもより良い効果をもたらすことが判明した.しかし,なかには治療にあまり反応しない場合もあること,乾燥や皮膚が赤みを帯びるなどの作用も示すため,治療に際しては,これらのことを十分説明したうえで施行する必要がある.また,ビタミンCの細胞内への取り込み,還元型への制御機構などについてまとめた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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