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特集 最近のトピックス2005 Clinical Dermatology 2005 4. 皮膚疾患治療のポイント
レーザーによるrejuvenation治療の最前線
著者: 葛西健一郎1
所属機関: 1葛西形成外科
ページ範囲:P.136 - P.139
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現在,皮膚のrejuvenation(若返り)を目的としたレーザーあるいは光治療器が非常に多数発売されている.皮膚に傷をつけない(nonablative),リスクがない(no risk),包帯などで日常生活が制限される期間がない(no down-time)ことを大きな売り物にしている.こうした治療は,患者の負担は確かに軽いが,それだけに1回当たりの治療効果は小さいので,定期的に繰り返し治療を行う必要がある.各機種の特性を十分理解したうえで,既存の治療法と組み合わせるなど,各種の工夫を行いながら活用すれば,元来患者に受け入れられやすい気軽な治療であるから,高い満足度を得られることが期待できる.この種の治療は,効果の発現機序やエビデンスについて,まだまだ説明不十分な面も多いので,基礎的研究の発展が待たれる.
現在,皮膚のrejuvenation(若返り)を目的としたレーザーあるいは光治療器が非常に多数発売されている.皮膚に傷をつけない(nonablative),リスクがない(no risk),包帯などで日常生活が制限される期間がない(no down-time)ことを大きな売り物にしている.こうした治療は,患者の負担は確かに軽いが,それだけに1回当たりの治療効果は小さいので,定期的に繰り返し治療を行う必要がある.各機種の特性を十分理解したうえで,既存の治療法と組み合わせるなど,各種の工夫を行いながら活用すれば,元来患者に受け入れられやすい気軽な治療であるから,高い満足度を得られることが期待できる.この種の治療は,効果の発現機序やエビデンスについて,まだまだ説明不十分な面も多いので,基礎的研究の発展が待たれる.
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