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治療
ハイドロキノンモノベンジルエーテル外用による脱色素療法が奏効した汎発型尋常性白斑の1例
著者: 志村英樹1 伊藤雅章1
所属機関: 1新潟大学大学院医歯学総合研究科皮膚科学分野
ページ範囲:P.934 - P.936
文献購入ページに移動81歳,男性.1981年から白斑が出現し全身に拡大した.ほぼすべて白斑となっていたが,2002年5月頃より顔面に色素が一部再生した.ハイドロキノンモノベンジルエーテル外用による脱色素療法で色素再生部は脱色し良好な結果が得られた.広範囲に拡大して長期間経過した汎発型尋常性白斑に対して,ハイドロキノンモノベンジルエーテル外用による脱色素療法は有効な治療であると考えた.
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