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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科60巻10号

2006年09月発行

文献概要

連載

Dermoscopy Specialistへの道Q&A(第30回)

著者: 斎田俊明1 古賀弘志1

所属機関: 1信州大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.875 - P.877

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Qどんなダーモスコピー所見が認められますか?

診断は何でしょう

臨床情報

 77歳,女性.3か月ほど前,血尿を契機に外陰部に径1cmほどの紅色結節があるのに気づいた.近医にて尿道カルンクルと臨床診断され,切除された.すぐに結節が再発し,切除標本の病理組織診断が出て,当科へ紹介された.

 初診時,外尿道口部に大きさ7×5×3mmの類円形状の紅色結節が認められた(図2).表面は一部びらんしている.周囲に色素斑は認められない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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