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印象記
「第11回プラハ皮膚科シンポジウム」に参加して
著者: 佐々木哲雄1
所属機関: 1国際医療福祉大学附属熱海病院皮膚科
ページ範囲:P.205 - P.207
文献購入ページに移動2005年9月15~17日,プラハで開催された「11th Prague Dermatology Symposium」に参加してきました.プログラム・抄録集の表紙(図1)にありますように,この会はInternational Society of Dermatology (ISD)のRegional Meetingに位置づけられています.ISDはその機関誌として「International Journal of Dermatology」を発刊しており,2005年が第44巻と歴史もありますので,ご存知の先生も多いと思います.ISDのWorld/International Congressとしては1964年の第1回がナポリ,69年の京都(会頭:松本信一教授),75年のサンパウロ,79年のニューオーリンズ,84年のメキシコシティ,89年のリオデジャネイロ(この回まではWorld Congress of Dermatologyと呼ばれていた),94年のニューデリー(この回からInternational Congress of Dermatology:ICDと呼ばれることになった.International League of Dermatological Societies:ILDSがその会議をWorld Congressと呼ぶことに決めたため),99年のカイロ,2004年の北京と続き,2009年にはプラハで開催されます.開催地からも想像されるように,ISDは“less developed countries”からの若い皮膚科医を支援することを重視する会と思われます.
前置きが長くなってしまいました.今回の会頭は3名の連名でしたが,ほとんど会を仕切っていたのはその中のJana Hercogová教授(図2)でした.彼女はプラハのCharles大学第2医学部の皮膚科性病科の主任教授で,2002年10月にプラハで開催された「11th Congress of the European Academy of Dermatology and Venereology (EADV)」でも会頭を務めました.細身の長身で,流暢な英語で淡々と学会を進行させておりました.
前置きが長くなってしまいました.今回の会頭は3名の連名でしたが,ほとんど会を仕切っていたのはその中のJana Hercogová教授(図2)でした.彼女はプラハのCharles大学第2医学部の皮膚科性病科の主任教授で,2002年10月にプラハで開催された「11th Congress of the European Academy of Dermatology and Venereology (EADV)」でも会頭を務めました.細身の長身で,流暢な英語で淡々と学会を進行させておりました.
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