icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科60巻3号

2006年03月発行

文献概要

症例報告

経皮的ラジオ波焼灼療法により生じた皮膚損傷の1例

著者: 石田和加1 古市恵1 野本浩生1 北川太郎1 諸橋正昭1

所属機関: 1富山大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.293 - P.295

文献購入ページに移動
80歳,男性.大腸癌,転移性肝癌と診断され,2か所の肝転移巣に対し,ラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA)を施行された.終了時に電極刺入部の皮膚に発赤を認め,翌日になり同部位に潰瘍を形成したため,当科を受診した.外用療法を行ったが,改善に乏しく,皮下茎皮弁を作成し創を閉鎖した.

参考文献

1) 大崎住夫, 他:肝臓42: 22, 2001
2) 春日井博志, 他:肝臓44: 532, 2003
3) 椎名秀一朗, 他:日本臨牀59: 592, 2001
4) 椎名秀一朗, 他:肝臓41: 24, 2000
5) 八木原正浩, 他:麻酔51: 1117, 2002
6) 日本肝癌研究会:第15回全国原発性肝癌追跡調査報告(1998~1999), 日本肝癌研究会事務局, 2002
7) 江原正明, 他:外科65: 890, 2003
8) Buscarini E, Buscarini L: Eur Radiol14: 31, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?