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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科60巻5号

2006年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス 2006 Clinical Dermatology 2006 5. 皮膚科医のための臨床トピックス

経皮ペプチド免疫療法―ベンチサイドからベッドサイドへ

著者: 瀧川雅浩1

所属機関: 1浜松医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.148 - P.151

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要約 経皮ペプチド免疫療法は強力な抗原提示細胞であるLangerhans細胞を利用した新しいコンセプトに基づく免疫療法である.角層剝離によりLangerhans細胞は活性化され,その部位に抗原特異的ペプチドを塗布することにより,所属リンパ節,脾臓に細胞障害性T細胞(CTL)が誘導される.したがって,経皮ペプチド免疫療法は感染症の予防や癌の治療に有効と考えられる.

参考文献

1) Nishijima T, et al: J Invest Dermatol109: 175, 1997
2) Seo N, et al: PNAS97: 371, 2000
3) Yagi H, et al: Induction of clinically relevant cytotoxic T lymphocytes in man by percutaneous peptide immunization. (投稿中)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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