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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科60巻8号

2006年07月発行

文献概要

症例報告

Atypical benign fibrous histiocytomaの1例

著者: 森原潔1

所属機関: 1市立福知山市民病院皮膚科

ページ範囲:P.698 - P.700

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要約 30代,男性.約12年前から右大腿後面にドーム状の結節を自覚していたが,症状がないため放置していた.腫瘍は徐々に拡大し有茎性となってきたため当科を受診した.腫瘍は,核分裂像はほとんどないものの,異型な核を有する紡錘形細胞,組織球様細胞で構成されており,巨大な核をもつmonster cellsがみられた.腫瘍細胞の壊死した所見も認められた.以上の所見から自験例をatypical benign fibrous histiocytomaと診断した.

参考文献

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7) Kaddu S, et al: Am J Surg Pathol26: 35, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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