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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科61巻10号

2007年09月発行

連載 Clinical Exercise・1【新連載】

Q 考えられる疾患は何か?

著者: 加藤直子1

所属機関: 1北海道がんセンター皮膚科

ページ範囲:P.765 - P.766

文献概要

症例

患 者:77歳,女性

主 訴:右手背の黒褐色の皮疹

既往歴:20歳時の事故のため右中指および環指が切断されている.長年,農業に従事していた.

家族歴:特記すべき事項なし.

現病歴:初診の7年前から右手背に褐色の斑が出現し,4年前から色調が濃くなり黒褐色調となった.数か月前から一部に浸潤を触れるようになった.

現 症:右手背のほぼ中央に径20×12mm大の黒褐色で光沢を有する局面を認める.一部には径7mm大でわずかに隆起する結節を触れる.局面の辺縁は不整で部分的に境界が不明瞭で,病変の途切れも認める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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