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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科61巻4号

2007年04月発行

文献概要

症例報告

一部に悪性変化を伴った巨大尖圭コンジローマの1例

著者: 高橋明仁1 竹之内辰也1

所属機関: 1新潟県立がんセンター皮膚科

ページ範囲:P.357 - P.359

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要約 50歳,男性.20年来,両鼠径部に小腫瘤があり,徐々に増大した.初診時,左右の鼠径部におのおの,13×3cm,6×3cmの乳頭腫状腫瘤を認めた.臨床・組織像から巨大尖圭コンジローマと診断したが,組織の一部に比較的多くの分裂像と大小のタマネギ様角化像を認め,悪性変化と考えた.両鼠径の腫脹したリンパ節に転移は認められなかった.腫瘤切除後は陰嚢表皮の伸展を利用して再建し,良好な結果を得た.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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