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特集 最近のトピックス2007 Clinical Dermatology 2007 3. 新しい検査法と診断法
皮膚科医のための深部静脈血栓症(DVT)の診断
著者: 松本正隆1 重松宏1
所属機関: 1東京医科大学血管外科
ページ範囲:P.62 - P.66
文献購入ページに移動従来,DVTの画像診断法として足背静脈からの順行性血管造影が広く行われてきた.下肢静脈を選択的に造影することで客観性のある画像が得られ,深部静脈内の血栓の存在,側副路の発達,逆流の有無など病態の把握が容易である反面,侵襲性の高い検査である.近年,画像診断の発達により,下肢静脈においても超音波,CT,MRを用いた非・低侵襲検査が広く行われるようになってきている.特に超音波検査がDVT診断の第一診断手技となりつつある.
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