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症例報告
オイラックス(R)の香料による接触皮膚炎の1例
著者: 奥野公成1 角田孝彦1
所属機関: 1山形市立病院済生館皮膚科
ページ範囲:P.493 - P.495
文献購入ページに移動要約 57歳,男性.初診の1か月前より右足に掻痒感を伴った皮疹が出現し,徐々に拡大してきた.近医皮膚科で処方された外用薬,市販薬を使用するも軽快せず,当科を受診した.初診時,右足に鱗屑を伴った紅斑を認めた.パッチテストを行ったところ,オイラックス(R)とその添加物の香料で陽性であった.香料による接触皮膚炎と考え,それまでの外用薬を中止し,吉草酸ベタメタゾン外用を行ったところ,軽快した.
参考文献
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