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印象記
「5thGeorg Rajka International Symposium on Atopic Dermatitis」印象記
著者: 橋爪秀夫1
所属機関: 1浜松医科大学皮膚科
ページ範囲:P.768 - P.770
文献購入ページに移動今回は,ブラジルのDr. Robert Takaokaの発案で,学会前日に特別なpreliminary meetingが開催された.これはイギリス,アメリカ,ブラジルなどの患者支援団体および医師,コメディカルを集めて,いろいろな立場からアトピー性皮膚炎(AD)のケアを考えようという目的で開かれた20名程度の小さな会であった.代表者のショートトークの後に,その内容について車座になって議論し合ったが,思いのほか楽しかったし,勉強になった.どの国においても,AD患者に対する教育を今後の課題としているのが興味深かった.また,日本においても,患者支援組織の設立が重要であると再認識した次第である.
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